TPP

TPP交渉参加には断固反対です。

でもオイラが反対反対と唱えても、日米交渉を動かすことはできません。

「安い方が幸せ」と、後先考えずにただ安い方に飛びつく、モラルのない消費者意識をも、変えることはできません。

ここ数年、社会全体の意識を変えれないかと模索してきましたが、社会全体や大きな流れを変えるような力は自分にはないのだと悟りました。

なので、少なくとも私が信頼関係を築けて、頼ってくださる人たちは、グローバル化の中で埋没しないように、微力ですが、ご支援していきたいと思います。

それがオイラの「仕事」です。

「腹をくくる」って一言でいいますが、まだまだ自分の覚悟は甘いと、昨日思いました。

「死なばもろとも」 という思いでやらなあきまへん。

理想論を論じて、努力もせずに「守ってくれ」と主張してたってしゃーないです。

「守れー」と一番大きな声あげてるJAさんら。アナタらが保身に走って腹くくれないことこそ問題じゃないですか?

政治家も官僚も、みんな保身の世の中です。生きるも死ぬも、もう自己責任や。

自分で観て考えて、最善策を更新しながら、実行していきます。

貧くても、量を減らしてでも、国産の農産物を買います。

できるだけ、節操のない消費はせずに、地元の店で消費します。

 

児湯と農業の人たちと

川南・高鍋・新富・西都…
公私ともに、児湯の方々にご縁があります。
昨日は午前中は西都の矢野製茶さん、そして夕方はまた西都に。
口蹄疫終息後、衛生設備を更に強化し、今月初の出荷を終えた「まるみ豚」をいただきに、西都にうかがってきました。
場所は西都の「あかのや」さん。
こちらのご長男 金丸さんは、「なだ万」で料理長を務めるほどの職人さんです。
その金丸さんが作ってくださった、まるみ豚の美味しさを引き立てる「特製タレ」で、まるみ豚をいただきました。

最初は塩で、そしてタレで。

めっちゃ美味いです★まるみ豚

午前中に熱く語った、お茶とポンカン農家の矢野さん、そして養豚農家の杉本綾子さん、私が大好きな方々の一人です。
農業に対する情熱、生き物への深い愛情。
儲けることだけじゃなく、社会における自らの仕事の在り方を考えている人たちです。
謙虚で、感謝の気持ちを忘れず
自らを律し、自ら立つ方々です。
お話しする度に、毎回「尊敬するわーー」と思います。

綾子さんはおっしゃっていました。
「口蹄疫後、私たち地域の畜産業者や、法の行方がどうなるか、
見守り・監視していかなくてはならないと思う。
同じことを繰り返さないためには、
場合によっては、生産数や農家数を絞り込むことも必要なのかもしれない。」

責任と愛情をもって畜産業を行う人以外は、畜産をやるべきではない。
ということだと解しました。
(解釈と表現に誤解があったらスミマセン。)

農業に限らず、自ら考えモラルを持ち、そしてリスクを負ってでも挑もうとする人たちが大好きです。
物乞いのごとく、媚びたり権利を主張して、依存しようとする人たちは嫌いです。

生きるってことは、何もしないと崖からふるい落とされるもので、
自ら「爪」立てて這い上がるしかないんだと思います。
国や行政の制度も、
リスクを背負ってでもやろうとする人たちを支援する制度は賛成ですが、
リスク負う覚悟のない人を、救ったり拾い上げようとする制度には反対です。
甘えは、甘えを呼びます。

例外や語弊もあるかもしれませんが、基本的にはそう思います。

私の周りには、眩しいくらいに、ひた向きに向かっていく人たちがいます。
かつて私は、自らの商品・作品をもって生業とすることを目指していまたが、今は裏方として、広告・販促の役割を担うことが、生きる道と思うようになりました。

私のミッションは、私の知恵と技をもって 彼らの目指すところに、最大の成果を導くこと。
それに仕える事が、私の「仕事」なんだと思う、今日この頃であります。

…鼻息が荒くなりまして、失礼いたしましたアセアセ))

おつかれーっ酢なご縁〜★

以前のブログ「何屋ですか?」 に書いたように、
(1)私の夢は、自社ブランド商品「おつかれーっ酢」を販売しながら、世界中を回ること。
…で、普段のお仕事は、
(2)お客さんの商品の広告制作や販促のお手伝いをすること。
自社商品開発・販売の経験が →(2)のお仕事にも役立っている。。。ということは以前書きましたが、
しかし、しかしですねーーー。
ご縁って不思議なもんで、
お手伝いしているはずが、いつの間にか、おつかれーっ酢プロジェクトにご協力いただくという、(2)→(1)の流れが続々と)))
★そもそも辿れば、大山食品さんとの出会いに始まり==
★そして、まるみ豚のお仕事をご依頼いただいた、アイラブayatonkoさんを、おつかれーっ酢プロジェクトに引っぱりこみ〜
★やの製茶さんの「やのポンカン」が、あまりに芳醇で、贅沢にも「お酢」にさせていただくお願いをし〜(現在醸造中)
★あまりにも元気になる「くろまる&でかまる」は、おつかれーっ酢に取り込まない手は無い!と、先日籾木工業さんにコラボをお願いし〜
そして本日、また新たなコラボレーションが。
今、お手伝いさせていただいている、百姓隊さん。イチゴのお酢の材料提供、そして製造面でも、ご協力をいただくことに決定!!
この百姓隊さんは、Foodalyはじめ宮崎市内のスーパーで展開される、生産直売をされる農業法人さんです。
土づくりやオリジナル酵素による、こだわりの生産〜直売だけじゃなく、自ら加工商品の企画・製造までも取り組まれています。
その味付けが、サイコーに美味しいのです。
こんな素晴らしい方々とのコラボが実現できるなんて、夢のようです。ホント嬉しいです。
嬉しいから、お手伝いを更にガンバル!!!という、好循環★
おつかれーっ酢 循環型社会!(なんこっちゃ)
まぜ次々と「おつかれーっ酢」とコラボする流れになっていくか。。。といいますと、、、
この方々の、熱いスピリッツ+姿勢と+何より「商品力」にホレ込むからです。えぇ私が(笑)
もうホント、言葉に言い表せないくらい、大好きな商品であり、大好きな皆さんです。
そもそも、この方々とのご縁をくださったのは、高峰さん。
こんなスバラシイ出会いをいただいて、ほんとありがたいです。(TロT)
いただいたご縁を大切に大切に、おつかれーっ酢の世界進出の夢は、大切にじっくり進めていきます。
まずは、皆さんの素晴らしい商品を世の中に送り出すことを、
ヒダカアヤ、この体、朽ち果てる覚悟で、
お手伝いさせていただこうと
心から思うのでアリマス★
えぇテンション高いです。
なぜなら、
でかまるを食べてるから
ハンパなく元気ですーーー★ピカピカ
今夜もお仕事頑張るぞー★

農業体験〜田植え篇〜その2

田植え終了後、近所の農家の皆さんと一緒にお食事を。

おにぎり、チョー美味いです。やっぱココの米、美味い!!

この地区のお米の市場価値をどうにか上げていきたいと考える、勘場さんのお話しを、興味深くお聞きしました。
熱く語る勘場さん。

10年前までは、半導体などを作る職に就かれていたとのこと。
本棚の中には「物理」「ベクトル」「機械工学」など、なんやらビックリするくらい難しい理数系の書籍が山のよう))
このおっさん、タダモノじゃねーーー!!

前職では、価値や評価を数値化し、客観的に示すことを必要とされてきた勘場さん。
この地域の米の「美味しさの理由」や、「美味しい米を作るためのマニュアル」が全く存在しないことに疑問を感じたそうです。

「みんな、漠然と理由も知らず、言われたまんまやってんだよね〜」

もちろん気象に左右される農業。マニュアル化は難しい。
しかし、ご自身で毎朝水温を測ったりして調査を重ね、この土地の米が美味しい根拠などを少しずつ分析・立証されいるとのこと。

勘場さんはおっしゃいます。
ここは土地条件の関係で、圧倒的な数量を確保することは難しい。
であるのなら、徹底的に美味しい米づくりにこだわって、価値を高めないと。
更に商業ベースにのせるには、地域の農家がまとまるなどして収量の確保を行いつつ、農家間の品質レベルの差をなくし、高品質での足並みを揃えることも必要。

「勘場さんがリーダーシップをとって、この地区のブランドを図るべく体系化したらどうなんっすか?」
なんて、ヒダカ簡単に発言いたしましたがタラーッ農業というのは長い年月、地域に根付いてきた産業であるが故に、容易に集団化〜とはいかないのでしょうね。

更にこの辺は兼業農家さんばかりなので、モチベーションやスケジュールなどにも隔たりがある。
高齢化した農家さんの大半は、ご自身の息子さんには、農業を薦めないそうです。
後継者不足というより、農家さん自身が後継を断ってしまう実態にあるんですね。
何とももったいないハナシですが、それも農業が抱える厳しさであり、現実。

ただ、宮崎県農業法人協会の元気な農家さんを多く見ていると、皆さんリスクとご苦労をされつつも、勢力的に果敢にチャレンジ。
販売ルートの開拓にも積極的で、既成概念をとっぱらった、新たな道を切り開いていらっしゃる。
若手後継者の皆さん、新規就農者の皆さん、誇りを持って活き活きとお仕事しています。
諦めないで知恵と努力を続ければ、きっと道は開けるんじゃないかと思います。

こと農業に関しては、国の食料。生命の根幹。
何をさておいても、国をあげて「育てるべき産業」です。

この勘場さん、実のところやる気マンマンとお見受けしました。
機械分野の第一線の技術職で培った知識と経験を活かしながら、この土地の米のブランド化を少しずつ具体化されていくのでしょう。

ヒダカアヤ、そしてHIKO氏。微力ながら、応援していきたいと思います。
ガンバレ!!日本の農業!!!

農業体験〜田植え篇〜その1

“目指せ自給自足生活!!”の実地訓練としてアセアセ、今年から少しずつ農業体験をしていこうというヒダカ家))
田んぼをお借りするえびの市勘場さんのお宅へ、”ヒダカ家米”の田植えに行ってまいりました))
本日快晴。自然が産み出す色合いは、街とは違うコントラスト。スバらしい。

えびのヒノヒカリは有名ですが、中でもメジャーなのは。京町付近の「まさき米」。
この勘場さんの地域は、まさき地区とは離れているものの、川の上流・朝夕の寒暖の差も激しく、何より土壌が田んぼに非常に適している土地だそうで、えびのでもカナリ上位ランクの美味しいお米が取れる地区らしいです。
ナント、魚沼コシヒカリで有名な新潟の魚沼と非常に似た土地条件らしい!

より大きな地図で えびの市大河平地区 を表示
本来、機械で効率よく植えていかれるところですが、一区画だけ残していただき、そこだけ手植えさせていただくことにしました。
それにしても、機械はカシコイなぁ〜〜

手植えの準備。
キレイに整列させるために、植えるラインにロープを貼ります。

田植え専用ロープなので、程よい間隔に目印になる金属が巻いてあり、その目印に従って苗を植えていきます。

横一列に並んで、一斉に植える。
一列植え終わったら、ロープの位置をずらして、また植える。。。の繰り返し。
ロープをずらす人、植える人、苗を渡す人。。。手作業だった昔は、地区の人たちが共同で田植えをしていたそうです。
また、手作業は手作業なりに、効率化を考えてるんだなぁ〜〜と感心します。
苗はこんな感じ。

泥に入る感覚は、なかなか楽しい。

というわけで、あっという間に田植え完了。

おもしれー!もっとやりたいー!!
ちょっと田植えしたくらいで、イッパシの農業やった気分になっている勘違いヒダカ。
まだまだ苦労しらずの箱入りムスメです))
日頃は、体は使わず、脳みそと手だけ動かす仕事。
一方今回の田植えに関しては、体を使いつつも、ある意味単調な作業の繰り返し。
対称的で、妙に新鮮でした。
ちなみに我が家の長男コウヘイ氏は、先週足を負傷し、今日は田植えに参加できず。
唯一はりきっていた「ロープ移動」の仕事を、途中で近所のおじさんに奪われてしまったらしいい))
「やらせてください」って言ったのに、おじさん聞いてくれんかったーー))
「それだけがオラにできる仕事だったのに・・・」

オラの叫びを聞き入れてくれなかった大人への理不尽さと、役に立てなかった悔しさで、途中から怒りモードに突入))タラーッ
「役に立つこと」って、年齢を超え、本来誰しもが感じる「やりがい」なんだね。
それって、人間ならではの崇高な喜びだよね〜〜〜なんて、しみじみ思ってしまいました))
「役に立ちたい」という気持ちが彼の中に育っていることは、喜ばしきことで。
芽を摘まずに育まんといかんっすね。
いいぞ!コウヘイ。
人の役に立てる人間になれ!!

シリーズ:小四コウヘイ的名言(?)
「仕事を奪ったおじさんにも怒りを感じるし、怪我をしてたオラにも怒りを感じる」
学校で「怪我は自分のせいだろ?」と言われたことで、自分に怒りを感じているらしい小四のコウヘイ。
「怒りからは何も生まれないぞ。両者を許せ。」
なんて何とも説得力のないキレイ事を言う母。
それってどーなの??アセアセ