児湯と農業の人たちと

川南・高鍋・新富・西都…
公私ともに、児湯の方々にご縁があります。
昨日は午前中は西都の矢野製茶さん、そして夕方はまた西都に。
口蹄疫終息後、衛生設備を更に強化し、今月初の出荷を終えた「まるみ豚」をいただきに、西都にうかがってきました。
場所は西都の「あかのや」さん。
こちらのご長男 金丸さんは、「なだ万」で料理長を務めるほどの職人さんです。
その金丸さんが作ってくださった、まるみ豚の美味しさを引き立てる「特製タレ」で、まるみ豚をいただきました。

最初は塩で、そしてタレで。

めっちゃ美味いです★まるみ豚

午前中に熱く語った、お茶とポンカン農家の矢野さん、そして養豚農家の杉本綾子さん、私が大好きな方々の一人です。
農業に対する情熱、生き物への深い愛情。
儲けることだけじゃなく、社会における自らの仕事の在り方を考えている人たちです。
謙虚で、感謝の気持ちを忘れず
自らを律し、自ら立つ方々です。
お話しする度に、毎回「尊敬するわーー」と思います。

綾子さんはおっしゃっていました。
「口蹄疫後、私たち地域の畜産業者や、法の行方がどうなるか、
見守り・監視していかなくてはならないと思う。
同じことを繰り返さないためには、
場合によっては、生産数や農家数を絞り込むことも必要なのかもしれない。」

責任と愛情をもって畜産業を行う人以外は、畜産をやるべきではない。
ということだと解しました。
(解釈と表現に誤解があったらスミマセン。)

農業に限らず、自ら考えモラルを持ち、そしてリスクを負ってでも挑もうとする人たちが大好きです。
物乞いのごとく、媚びたり権利を主張して、依存しようとする人たちは嫌いです。

生きるってことは、何もしないと崖からふるい落とされるもので、
自ら「爪」立てて這い上がるしかないんだと思います。
国や行政の制度も、
リスクを背負ってでもやろうとする人たちを支援する制度は賛成ですが、
リスク負う覚悟のない人を、救ったり拾い上げようとする制度には反対です。
甘えは、甘えを呼びます。

例外や語弊もあるかもしれませんが、基本的にはそう思います。

私の周りには、眩しいくらいに、ひた向きに向かっていく人たちがいます。
かつて私は、自らの商品・作品をもって生業とすることを目指していまたが、今は裏方として、広告・販促の役割を担うことが、生きる道と思うようになりました。

私のミッションは、私の知恵と技をもって 彼らの目指すところに、最大の成果を導くこと。
それに仕える事が、私の「仕事」なんだと思う、今日この頃であります。

…鼻息が荒くなりまして、失礼いたしましたアセアセ))

コメントは受け付けていません。