日向新富・うめもんじゃ宮崎にて

新富町の観光協会さんとご縁があり、今月は「山形屋・うめもんじゃ宮崎」の新富町ブースのディスプレイ・POPデザイン・制作のお仕事をさせていただきました。

ビッグサイトの展示会や、催事の売り場づくりは、自分たち自身でも、お客様のブースづくりでも何度も経験してきましたが、かなり好きで得意なジャンルです。

普段Macで作るのは平面ですが、「2Dから抜け出し空間を演出する」というのは、何ともダイナミックでおもしろい。

キャッチ・違和感づくりが得意のホップステップですから(笑)、イベント系・テーマパーク系の演出は、我ながら向いてるなぁと思います)))
ビックリさせるの、大好きです(笑)

今回いただいたミッションは…

  1. 新富町の業種が異なる6つのお店を、”チーム新富”として一つの店鋪のように関連づけ、一体感を持たせること
  2. 高級感ではなく、素朴感・手作り感の新富町らしさ出すこと
  3. 通り行く人の足を止めること
  4. 別の催事でも使えて応用のきくディスプレイにすること

宮崎市から近い新富町ですが、町外在住者から見た「新富町のブランドイメージ」というのは、正直明確な認知とはなっていない印象。まずは「アピールするべき新富町らしさ」を明確にするところからのスタートでした。

今回出店されたお店は、「児湯養鶏さん、お菓子の雀おどりさん、風味堂菓子舗さん、米粉パンのパティさん、キムラ漬物さん、うなぎの比恵島さん、そしてご当地グルメチャンピオン・鶏飯のむつみ会さん」。

いずれも大変美味しい商材ですが、6店の業者さんを結ぶ要素を決めるのが難しく、考えた末、それぞれを色に見立てて、その配色をもって「個性+その融合」とすることにしました。

チームの店名は「日向新富」
東京にも新富町があるので、県外のフェアでも通用するように、JRの駅名から採りました。
素朴感・手作り感を出すために、装飾やPOPの材質は「布」をベースにし、イラストや文字は版画で彫り、直接布に押しました。

Mac→プリンターで出力するものとの違い、濃い色の布に版画をすると色が抑えめになるため、POPとするには大変難しい面があり、今後の課題です。。が、Macや機械で完結しない演出はむしろ新鮮・味わいがあり、今後ますます取り入れていきたいと思います。

また一体感の相乗効果+個々が際立ってアピールできるような演出を、今後さらに強化していきたいです。

新富町の皆さんの熱意や活気、また展示ブースもご好評をいただき、今後単独で「新富町フェア」などの催しも予定されることになりました!

今回、なによりも、非常に楽しくお仕事させていただきました。
これは、新富町の担当者 澤岡さんはじめ、町おこし課の皆さんの熱意に強く共感し、一体となれたこと。
信頼してプランづくりを任せていただきつつ、一緒になって考え、取り組めたこと。

よい信頼関係が築けたことは幸せでした。

貴重な機会とご縁をいただいたこと、関係者の皆さまに心から感謝いたします。

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