昨年、「技術の進歩や文明って人類にとって進化?」「技術は進歩しても、人間としては退化してね??」「退化も進化?」みたいなことを悶々と考えたりしまして….(笑)
最近見た動画で、建築家 池田武邦氏が、興味深いことをおっしゃっていました。
「近代技術文明の進歩発展の原動力は”欲望”です。
欲望の行きつくところは”破滅”以外にないのです。」
この池田武邦氏、日本の高層建築黎明期の第一人者で、霞ヶ関ビル・新宿三井ビル・京王プラザホテルなどの高層ビルの建築などに携わっていたお方。
高度成長期に次々と高層建築物を建設していった彼が、冬のある日、ビルから出た時に降っていた雪を肌で感じ、日本の風土に合った建築物の必然性に気づき、その後、自らの建築の仕事を一変したそうです。
彼は言います。
「日本古来の建築文化は、そこの自然の風土を大切にして、四季折々どういう風に住めるかということを考えた、世界の中でも冠たるもんがあるんです。
明治以降の日本は、あらゆることを近代化近代化。
何千年もの間で培った建築文化を平易のごとく捨て去って、西洋文明の近代建築をそのまま取り入れただけだった。
そこが全くの誤り。
ヨーロッパなどの近代建築は、長い歴史の中で、自分たちで作り上げた近代。
日本のは、明治以降 向こうから持ってきた近代。これは根無し草なんですよね〜。
これは、明治維新の功罪の「罪」の方ですね。
日本は、もう一回日本の古い文化を見直すべきなんですよね」
かくゆう私も、昨年までは、近代化の在り方を”必然”と受け入れてきたわけですが。
アジアの近代化の有り様を見るにつけ、「日本を含めアジアの近代化は、西洋ナイズしてきただけなんじゃないの?」とつくづく感じるもんで、彼の言葉に共感したところでございます。
「龍馬よ、キミの功績は評価するし尊敬します。
ただ、なんでキミはブーツを履いちまったんだい?」みたいな….ww
スミマセン。何様でしょう私?
自戒の念をこめての日記でございます
さておき….
もう80歳を超える池田氏は、海軍で闘った経験もおありで、ご自身の戦争体験のお話しは、とても心に響きます。
年を重ねると、その人の生き方や人柄が顔に現れると言いますが、とても穏やかで笑顔がステキな池田氏の表情は、彼自身を現していますね。
一度お会いしてみたいなぁ==
長崎在住とのことなので、今度、ハウステンボスに行ってみようと思います!!(ハウステンボスは池田氏が設計)
池田武邦氏と石原慎太郎氏の対談映像はコチラから
(4編まであります)