1/3:台湾レポートまとめ【Ver.1】

ようやくまとめた、レポートの総括です。
長編で全然まとまってなくてスミマセン))


今回の台湾訪問は、販売と合わせて、台湾の近代史や政治を肌で感じてみたいと臨みました。(その発端はコチラ
メディアやネット、本や一部の人の言うことだけで判断せずに、自分の耳や肌で感じてみたい。
更にできるだけ客観的に伝えたたいと、色んな文献で調べました。
しかし「まとめるのが難しい〜〜」。というのが、率直な感想です。
客観的にまとめようとすればするほど、難しい。
それだけ多面性や色んな要素が詰まっている。
特に他国のことなので、生活による実感ではない。
何より、国民の感情ってのは、一概には言えるわけではない。
要は、外国人がちょこっと行ったくらいで、無責任に歴史や政治をレポートしていいのかっ!!っつー話しでございます。(あオレか?アセアセ
(だからNHKさん、アナタたちに、台湾の何が分かるってんだ??ってハナシで。何より、誤りは誤りとしてキチンと認めないとイケナイのだと思います。)
産経ニュース:【NHK提訴】責任見失う公共放送(09.6.25)
産経ニュース:NHK相手に8400人が集団提訴「JAPANデビュー」歪曲報道で(09.6.25)
いやホント、伝えるのって難しい。
追求しだしたら、何も書けなくなるのです。
ヒダカの外国を知ることの目的は、真なる日本の姿を知るため。
日本を客観視することが目的でもあるので、ここでは、台湾で聞いたこと調べたことを簡単にまとめた上で、後半の日本に対するワタシの主観へ繋ぎたいと思います。
間違った解釈があったら、どうぞご指摘をお願いいたします。
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現在台湾には「国民党」と「民進党」という政党があります。
大東和戦争で日本が敗れ、台湾から出て行かなけければならなくなった時に、中国本土からやってきて治めたのが蒋介石率いる国民党。
大量の中国人(外省人)が台湾に移り住み、現在も台湾には純粋たる台湾人(本省人)だけでなく、多くの中国人が住んでいます。(もちろん混血も)
国民党の立場からすると当然かもしれませんが、国民党政権は「中国がすばらしい国だ」という教育を台湾で行い、その教育の元で育った国民は、中国と一つになることが台湾にとって良い道だと考える人が多い。
また不景気のおり、中国とくっついた方が経済的にも潤うのではないか。。と期待する国民も多い。
一方、台湾は台湾人(本省人)が治めるべき。と、独立を願い活動するのが民進党。
台湾は独立国として台湾人が治めるべき。
台湾は中国のものではない。台湾人のものだ!と、台湾のアイデンティティを重んじる独立推進派。
人間として生きる上で、誇りやアイデンティティに重きを置く彼ら。
李登輝政権時代に、はじめて複数政党の存在が許され、次の陳政権のときに、民進党が政権をとりました。(この二人は、本省人初めての総統。それ以前の総統は中国から来た外省人。)
圧倒的に民進党を支持する台湾人が多いのかと思いきや、実は、現在4対6の割合で、国民党支持者が多い。
独立の道を歩み始めた台湾が、昨年の選挙で国民党へ政権が戻った理由は、経済的な期待もあるようですが、
何より、長い年月をかけて「教育」の中で、刷り込まれてきたものは大きく、それ解くってのは、それはそれは大変なことなのでしょう。
なるみさんたちは嘆いていました。
「台湾の人に、『あなたは何人ですか?』と聞くと、『中国人です』と答える人と 『台湾人です』と答える人に分かれる。
アメリカも色んな民族が集まっているけど、みんな『アメリカ人』って答えるでしょ?
なぜすべての台湾の人は、自分の国に誇りを持って『台湾人です』と言わないのか。
本当に悲しい。何とか外省人の洗脳を解きたい。」

まったくもって、共感します。
民主化が進み、現在は自由な気風の台湾ですが、政治や独立のシビアな話しは、未だ公衆の面前では堂々とできないのが実態のようです。
さて、日本はどうなんだ??
続きは次のブログ(Ver.2)へ。
(※事実と異なることがあったら、ご指摘ください))

1/3:台湾レポートまとめ【Ver.1】” への2件のコメント

  1. 台湾レポートありがとうございました。
    生で感じた台湾は、やっぱり本で読むだけじゃ
    分からない部分もありますね。。
    国民党の長い洗脳の結果、現在は4:6で国民党支持なんですね。。。
    ここらへんもNHKの偏向番組ぶりがうかがえますね。。
    戦中を生きた方達がいなくなった数十年後には、
    台湾も朝鮮や中国のように、日本に「謝罪と賠償」を求めて来る
    ようになるんでしょうか(泣)
    国民党が政権を取ってからさっそく、
    いわゆる「従軍慰安婦」についての抗議が起きてましたよね??
    洗脳と教育とは、形を変えた侵略と一緒です。
    時間はかかるけど一番自然に侵略できるし、気付かない人は
    永遠に気付かないからさらにやっかいですね。。
    GHQも「プレスコード」で新聞や書籍で情報を規制して
    日本は残虐非道なことしかしなかったと書いているものしか
    載させなかったし、
    「WGIP」で洗脳と弱体化を進めて行ったし。
    戦後60年以上経過した今こそ、洗脳から抜け出して
    本来の日本人の素晴らしさや先人達の功績を堂々と伝えていく
    ことが大事ですね☆☆

  2. 早速コメントありがとうーございまっす))
    (長過ぎたんで、3編に分けました))
    >戦中を生きた方達がいなくなった数十年後には、
    >台湾も朝鮮や中国のように、日本に「謝罪と賠償」を求めて来る
    >ようになるんでしょうか(泣)
    分からないっす。私自身、台湾のこと分かったつもりだったけど、100%理解できないんだ。。ってことが分かりました(汗)
    少なくとも私が知っている台湾の人は、みんな親日でした。
    国民党は、中国共産党ほどの、あからさまな反日教育は行われていないと思われますが、どうなんだろう?
    もっと台湾の人に色々聞いてみたいです。
    そこから見えてくるものって、すごくある。
    マジで台湾の独立を応援したいと思っているんですが、必ずしも国民の100%がそれを望んでいないってのが、難しい問題なんだなぁ〜。
    台湾を応援するつもりで書いた台湾論で、著者小林よしのりが、台湾国内入国禁止になったように(苦笑)
    まぁそれでも、やっぱ人間も国も委ねたらイカン。
    協調は大事だけど、原則自立していかんと思います。
    なもんで、6割の台湾の人に反対されても、独立派のなるみさんたちを応援したいと思います。
    それにしても、教育って、マジでヤバいね。